2015/04/12 22:20

毎週土日は道の駅の露店でコーヒー豆とドリップの販売を行っています。

お客様はいろんな方がいらっしゃってその出会いがとても楽しいものです。
店頭でのドリップは「ブレンド」「ストレート」をラインアップしております。
ブレンドは季節に応じて1種類、ストレートは通常6~7種類ご用意しています。
ブレンドとストレートは50円/杯の値差を設けておりました。(現在は統一しました)
日に3~4名のお客様から(50円の値差ならば!)と「じゃぁストレートで」と
ご注文をいただきます。
・「ストレート????(ウイスキーじゃないぞ)」
要はコーヒーに於ける「ストレート」の意味合いの不明な方にも
価格が高い=高品位(美味しい)コーヒーとのご認識があり
より品質の高いコーヒーの需要があるようです。
もっと言えば、
潜在的にある、より美味しいコーヒーを求める気持ちが、
コーヒー専門店では敷居が高いが、露店のような敷居が低い(オープンな店舗形態)
店舗では「顕在化」したのだと考えております。
従って次のことが言えます。
・より美味しいコーヒーを求める需要は潜在的にある。
・しかし、わざわざ専門店に足を運ぶほどでもない。
・または、専門店は敷居が高い。
・だけど、露店のような敷居の低い状況ではその潜在的欲求が顕在化する。
従いまして
お客様は常日頃美味しいコーヒーを探しているわけではないですが
そこに高品位のコーヒーを提供する環境があった場合、
そのお客様がエクストラのコストを支払ってでも
高品位のコーヒーを注文する蓋然性が高いと考えています。

今後もこんなところで意外性のある美味しさを提供してまいります。