2016/10/11 22:55

もう2年も可児市の道の駅「可児ッテ」に出店しているわけですが、

ここは長野県の会社が経営に参加しており、店内には同県産の青果が

多く販売されています。

秋、

長野松川産のリンゴを食べると
ホントに思うことがあって。

お客様になぜ「シングルオリジンコーヒー」なのかと
説明する際、ワインになぞらえて「マイクロクラメット」
を引き合いに出すのが通例ですが、
お客様にワインを飲まれない方も存外多い。
そんな場合、お米を例にとります。
云わずと知れた「南魚沼のコシヒカリ」。(特に塩沢地区)
これをわざわざ他地域産のコメとブレンドして
食べる方はいないでしょう。
珈琲も一緒なんです、と。

松川のリンゴはなぜおいしいか。
「ぐんま名月」は群馬県が原産、
「秋陽」は山形原産です。
其々の地域の農業試験場が何とか特産品で地域の
特色を出そうと威信をかけて開発したわけですが、
松川で生産されるこれらのリンゴはとても秀逸で本当に美味しい。
原産地に全く負けていない。

このことから
今後は南魚沼でなく「松川」も喩えに使ってみたい考えです。
スーパーではなかなかお目に掛れないこれらおいしいりんご
(コーヒーも!)を是非味わってみませんか。

マイクロクラメット:
辞書によれば、ぶどう園などの狭い範囲における微細な気候や土壌などの環境条件の差異。